イベント 開催日:令和6年12月3日 「第10回 レギュラトリーサイエンス公開シンポジウム」を開催しました
開催報告
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)医薬品等規制調和・評価研究事業では、「第10回レギュラトリーサイエンス公開シンポジウム」を令和6年12月3日に開催しました。今年は第10回目の区切りとして、AMEDレギュラトリーサイエンス事業の10年間を振り返るべく、「医療分野におけるレギュラトリーサイエンス研究~科学技術の成果を人と社会に役立てるために~」をテーマにしました。
よみうり大手町ホール(東京)とZOOMのハイブリット形式で実施し、企業や研究機関などを中心に、300名弱の方にご参加いただきました。
三島理事長の開会挨拶、佐藤大作審議官(厚生労働省)の来賓挨拶後、第一部では「AMED 医薬品等規制調和・評価研究事業の取り組み」として、プログラムスーパーバイザー(PS)である奥田晴宏先生が事業全体の10年間の歩みをご紹介しました。
続いて、当事業の3つの柱となる研究についてそれぞれ、「新規医薬品等の開発の環境整備に資する研究」については、齋藤嘉朗先生(国立医薬品食品衛生研究所)から、「医薬品等に係る薬事規制の国際調和に資する研究」については、平林容子先生(国立医薬品食品衛生研究所)から、「医薬品等の品質、有効性、安全性等の評価、分析法等の開発に資する研究」については、岩﨑清隆先生(早稲田大学)及び中村治雅先生(国立精神・神経医療研究センター)からご講演いただきました。
第二部では「レギュラトリーサイエンス研究の課題と今後の展望」として、宇山佳明先生(医薬品医療機器総合機構)に規制側の立場から、柏谷祐司先生(日本製薬工業協会)に製薬業界の立場から、この10年の変化、対応や課題、今後の展望や推進に向けた取り組みについて、ご講演いただきました。
また今年は、会場のみですが、事業支援課題によるポスターセッションも行いました。昨年度・本年度の事業支援課題のうち、50課題の発表があり、参加者間で活発なディスカッションが行われ、研究者同士の交流の機会となりました。
ご登壇いただいた先生方、ポスター発表の先生方、ご参加のみなさまに、深く感謝を申し上げます。
今後とも、医薬品等規制調和・評価研究事業の取組にご興味をお持ちいただけましたら幸いです。
動画(オンデマンド)※1月中の期間限定
当日の録画を、1月末までの期間限定で公開しております。
(https://www.youtube.com/playlist?list=PLs9G0NfKQc5tuihldQm5BCSh8suMTaWsm)
お問い合わせ先
宛先 |
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 創薬事業部 規制科学推進課 |
---|---|
Tel | 03-6870-2235 |
kiseikagaku”AT”amed.go.jp | |
備考 |
※E-mailは上記アドレス”AT”の部分を@に変えてください。
|
最終更新日 令和7年1月21日